• 2023/09/21 ブログ

こんにちは、さくらみちの宮川桜道歯科医院です。
9月の第3月曜日は敬老の日でしたね。
最近は年齢を感じさせないような
はつらつとしたご高齢の方を多くお見かけしますが、
全身の健康に深く関わっているのが、歯の健康です。

これからも明るく元気にお過ごしいただくためにも、
日々の歯みがきと定期的な検診で
歯と口の健康を守っていきましょう！


さて、今回は特に高齢者に注意が必要な
誤嚥（ごえん）性肺炎についてお話したいと思います。

誤嚥性肺炎は
食べ物を飲み込む機能が低下している方に多く発生するもので、
飲み込むときに本来食道に入るべきものが
誤って気管に入っていまい、
その際に口の中の細菌が唾液や食べ物と一緒に
気管支や肺に入ることで生じる肺炎です。 

実は命に関わる恐ろしい病気で
令和3年には49,489人もの人が誤嚥性肺炎で亡くなっています。 


誤嚥性肺炎を防ぐためには
なによりも「飲み込む力」を鍛えることが大切です。

口を大きく動かして、ゆっくりと
「あ～」「い～」「う～」「べ～」と言う
簡単なあいうべ体操を習慣にすることで
舌の筋力を鍛えて飲み込む力を改善することができますよ。

テレビを見ながらや、家事をしながらでもできますので
ぜひやってみてくださいね。


それに加えてお口の中の細菌を減らすことも大切です。
日々のケアと歯科医院の定期検診も忘れないようにして
お口の中を清潔に保つよう心がけましょう！


 

宮川桜道歯科医院
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